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強度を高めるセルロースナノファイバー

セルロースナノファイバー(CNF)ゲルでセルロースを強化した、
新しいコンセプトのCNF強化材料をはじめ、紙の概念を超越したセルロース系構造材料で、セルロースの可能性を広げていきます

バルカナイズドファイバーとCNF

バルカナイズドファイバーとは
バルカナイズドファイバーは日本で製造されはじめてから、おおよそ100年の歴史をもつ紙からつくられたユニークな材料です。
バルカナイズドとはバルカン処理とも言われ、「薬品処理をする」という意味です。
バルカナイズドファイバーは、つまり「薬品で強化された繊維」であります。
製品の特性は「硬く粘り強い」「割れにくい」「耐熱性」「電気を通さない」「生分解が高い」など優れた特徴を持ち、引張強度は合成樹脂より優れます。
なぜ、普通の紙が強化された繊維となるのかは薬品処理することで、ナノレベル(=セルロースナノファイバー)まで解繊されるためです。
これにより繊維同士が強固に絡み合い強化材料となります。

耐久性について
バルカナイズドファイバーのトラベルケースは親から子、子から孫へと親子三世代まで受け継がれるほど耐久性があります。
この世界中の人々から愛され望まれる、100年経っても変わらない耐久性は、バルカナイズドファイバーが優れた強化材料であることを表します。

生分解性について
すべてセルロースからできているバルカナイズドファイバーは、強固であるにも関わらず板紙よりも生分解しやすいことが分かっております。
高い生分解性を持ちながら、通常使用では耐久性が高いという他材料には無い特性があります。

使用用途(例…剣道の胴)
剣道の胴がバルカナイズドファイバーでつくられていることはご存知でしょうか。
現在も胴の防具として選手を守り続けています。
このことは、打撃や突きなどの衝撃に強い材料であると同時に成形も可能であることも証明しています。

CNFゲルでセルロースを強化

~既存技術と先端科学を融合して生み出された温故知新の材料~

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バルカナイズドファイバーの製造中間体であるゼリー状になった原紙を最新技術を用いて乾燥させて、顕微鏡で見てみると、セルロースナノファイバー(CNF) が絡み合っていることが分かりました。当社ではこのゲル状態のものをCNFゲルと呼んでいます。
CNFゲルは、薬品処理のみでパルプ繊維をナノ化させたもので、従来の木材パルプに大きな外力を加えてナノ化する方法に比べ、機械的解繊エネルギー不要であり、さらにCNFゲルも高濃度化できるため、乾燥エネルギーも低減され、製造工程が大幅に簡略化できます。
つまり、バルカナイズドファイバー自体もCNF材料の1 つであり、CNF単体を取り出すことなく、セルロース100%の材料に至る本製法は、理想的な一貫プロセスと言えます。

製品の特徴

CNFが3次元的に絡まり合った、ほぼセルロースからなるシート状、ブロック状の強化材料が得られます。

セルロース同士を複合化させているため、界面の無い単一材料に近い構造体となり、強度特性に優れております。